活動報告

ACTIVITY REPORT
実績 実績

21世紀学び研究所設立の背景

OS21コラムシリーズ第一弾は、なぜ、21世紀学び研究所を立ち上げたのか、その背景と想いをご紹介いたします。

21世紀学び研究所が提供するプログラムのニックネームは、OS21です。OSは、オペレーティングシステムの略で、コンピュータシステムを動作させるための基盤となるプログラムの総称です。21世紀の人間のOSを略して、OS21と名付けました。

背景には、20世紀のOSのままでは、21世紀のアプリケーションを動かすことはできないという課題認識があります。21世紀のアプリケーションの代表例は、デザイン思考、システム思考、スクラム、リーンスタートアップ、デザインスプリント等です。これらは、すべて、21世紀に入り、変化・複雑・相互依存の時代に成功を手に入れるために生まれた手法です。

ところが、これらの手法は、既知情報を正確に処理する学び方が役に立たず、自ら答えを探し、答えを試し、失敗を通して学び、正解に近づく学び方が必要になります。最初から100点を取るマインドセットではなく、勇気をもって決断し20点を取り、仮説検証を繰り返し100点に到達する力が必要になります。

しかし、私たちは、この学び方を学校で教わっていません。そこで、21世紀学び研究所を立ち上げ、大人がOSをアップデートするプログラムを広める取り組みを始めました。

企業が変われば、社会も変わり、社会が変われば、学校も変わる。そう信じて企業の人材開発・組織開発に取り組んでいます。

OS21のミッションとビジョン

OS21のミッションは、『ニッポンの「学ぶ力」を変えていく』です。

イノベーションを生み出すベースとなるOSを鍛えるOS21プログラムを、企業で働く親に届け、親として家庭で子育てに活かしてもらう。企業で働く人々が、OS21を仕事に活かすことで、イノベーションが生まれ易い組織づくりや、自律型人材の育成につなげてもらう。そして、21世紀のOSが、ニッポンの当たり前になることを目指し活動しています。

我々のビジョンは、自分と世界を幸せにするために、学び続ける「自律型人材」を増やすことです。

そのために、21世紀の学びは、ラーンも、アンラーンも、両方大切であると考えます。時代の大きな転換点に生きる私たちが、よい未来に向かうために、何をアンラーンするのかを見極めるためにも、OS21が必要であると考えます。

OS21の活動実績

経済産業省が、2018年に社会人基礎力を改定した際に、21世紀学び研究所の代表 熊平美香が、リフレクションを盛り込む提案を行い、採択されました。

その後、人材開発の世界では、リフレクションを促進する多くの取り組みが始まっています。

皆さんも、リフレクションという言葉を耳にされることが増えているのではないかと思います。

また、Newspicksでも、OS21のメソッドを紹介させていただき、大きな反響を呼びました。佐藤留美さんが書いてくださった記事は大好評で、5,100ピックスを超える記事となりました。

自律型組織を創るOS21イベントもシリーズで開催しております。

ティール組織の本も話題に上りましたが、21世紀学び研究所も、立ち上げ当初から、自律型組織の重要性を認識しています。管理型組織の中で、指示命令とPDCAで徹底管理される環境では、21世紀のOSも21世紀のアプリケーションも機能しません。自律型人材に必要なスペースを創ることができる自律型組織への移行が急務だと考えています。

OS21イベントシリーズでは、応援団のご支援を頂きながら、慶応義塾大学大学院SDMの前野隆司先生、OS21を1on1に活用していただいているヤフー人事の小金蔵人さん、LIFULLの井上高志さん、カヤックの柳澤大輔さんをはじめとする素敵な皆様をお招きし、対話型のイベントを開催させていただいています。

メールマガジン登録 メールマガジン登録

Mail Magazine メールマガジン登録

21世紀学び研究所の講座や
イベントなどの情報をお届けします。

    Mail Magazine メールマガジン登録

    21世紀学び研究所の講座や
    イベントなどの情報をお届けします。