OS21の特徴とメソッド
21世紀のアプリケーションと人間のOS(OS21)
前例のないVUCA時代に、正解を見出すために、様々なツールが生まれています。 OS21プログラムでは、これらのツール群をアプリケーションと呼び、その活用のために、人間のOS(学ぶ力)をアップデートする方法を紹介しています。OSは、コンピュータ用語では、プログラムの実行を処理する基盤です。 コンピュータは、OSなしに、アプリケーションを走らせることはできません。 VUCA時代のツール群を活用し、成功を手に入れるために、誰もが、OSをアップデートすることが期待されています。

特徴1OS21のメソッド
OSをアップデートするために、認知の4点セットを活用した、 リフレクションと対話をご紹介しています。

認知の4点セット
OSをアップデートするために、認知の4点セットを活用した、リフレクションと対話をご紹介しています。認知の4点セットは、自己の思考、感情、価値観を客観的に捉えるフレームワークです。認知の4点セットを活用することで、より深いリフレクションと対話の実践が可能になります。

- 経験
- 私たちが意見をもつ前提には、過去の経験を通して知っていることがある。
- 感情
- 感情は意見の背景にある経験の記憶に紐づいている。
- 価値観
- 私たちの意見の前提には、判断に使用した価値観や尺度が存在する。
リフレクションと対話

物事に対して、これまで通りのやり方やモノの見方を、そのまま適応するのではなく、批判的スタンスで、経験から学び、考え行動することが可能になる。

評価判断を保留にして、多様な世界に共感することで、自分の枠の外に出ることが可能になる。

すべてはOSのアップデートから始まる
一人ひとりの学ぶ力(OS)をアップデートすることで、個人が進化し、チームと組織のアップデートが実現します。 自律型組織づくりは、一人ひとりのOSのアップデートから始まります。

OS21メソッド 活用事例
自分を知るリフレクション(動機の源)
動機の源とは、やりがいを感じる理由であり、あなたを突き動かす、大切な価値観のことです。自律型人材は、自己の動機の源を知り、活かすことができます。
【事例】
仲間と一緒にプロジェクトを成功させた時も、うれしい理由は様々
- みんなとがんばれたことがうれしい【共創・協創】
- クリエイティブなアイディアが生まれてうれしい【創造】
- 他のチームに勝てたことがうれしい【競争】
- 計画通りに実施できたことがうれしい【計画】
- リーダーシップを発揮できたことがうれしい【リーダーシップ】
- スキルアップできたことがうれしい【成長】

目的やビジョンを見つけるリフレクション(クリエイティブテンション)
動機の源に繋がる目的を持った時、人は主体的になり、能力は最大化します。学びの目的は、ビジョン(ありたい姿)と現状のギャップを埋めることです。学習する組織論では、この学びの欲求をクリエイティブテンションと呼びます。

経験から学ぶリフレクション(経験学習サイクル)
経験学習においても、大きな変化をもたらすリフレクションを実践するためには、自己の内面の振り返りが欠かせません。自己の行動を決めているのは自己の内面であり、自己の内面を客観視することで次の行動の質が変わります。


認知の4点セットを用いた対話

- 評価判断の保留
- 感情をコントロールし、過去の経験に紐付く評価判断を保留にします。
- 感情をコントロールする効果
- 感情をコントロールし、評価判断を保留することではじめて、自分の知らない世界から学ぶことが可能になります。
危険!
- 評価判断を保留にする機会が少ない人は、学ぶ機会に遭遇していない!
- 驚きや違和感のある環境に身を置く事をお勧め!
特徴2自律型人材の育成
自律型人材を育む組織とは
自律型人材とは、自ら定めた目的を実現するために学び続ける人です。自律型人材は、ありたい姿と現実のギャップを埋めるために、自己と向き合い、境界線を越える学びを通して、自己とチームの潜在的な力を開花させます。 人々が指示命令で動く組織では、自律型人材を育むことは困難です。自律型人材を育む組織を実現したければ、指示命令型から自律型組織に移行する必要があります。

学び手と育成者の習慣
自律型人材を育む環境では、学び手には自律的学習者としての習慣が求められ、育成者には、指示命令型とは異なる習慣が求められます。

特徴3組織のリ・デザイン
指示命令型組織から自律型組織へ
自律型組織とは、一人ひとりが、組織の存在目的と繋がり、自己の才能を活かし、その存在目的を実現するために進化し続けるコミュニティ(集団)です。指示命令に従う集団から、一人ひとりがビジョンや戦略を自分事化する自律型組織に移行する組織が増えています。

OS21 自律型組織の組織デザイン
OS21は、組織をシステムととらえ、組織全体の一貫性をリ・デザインすることを重要視します。組織デザインには、6つの要素が欠かせません。組織デザインの要は、組織の存在目的。その目的に集う人々が、ビジョンや戦略、組織文化、テクノロジー、構造・仕組みの一貫性を創り上げるために、組織デザインを行います。
